妊活をしたいあなたへ。必要な基礎知識・妊活方法・不妊について学ぼう

まだまだ日本ではオープンな話題として取り上げにくい「妊活」。デリケートな話題だからこそ、有意義な情報を仕入れたい、相談したいものです。妊活は女性だけの問題ではありません。ぜひパートナーと共に、妊活について考えてみましょう。

生活がある程度落ち着いて、具体的なライフプランが見えてくると、そろそろ妊娠したい、赤ちゃんを迎えたいと思う女性が多いでしょう。

世間でも「妊活」という言葉が溢れていますが、妊活とはなにをすれば良いのかわからないという、妊活初心者さんもたくさんいます。

今回は、妊活に向けた基礎知識をまとめます。

妊活ってなに?

「妊活」という言葉の意味の多くは、妊娠に向けた正しい知識の取得と、妊娠しやすいボディメンテナンスを示します。

また、赤ちゃんは授かりものであるという表現もありますが、妊娠に至るまでのメカニズムを、パートナーと理解を深めておくことで赤ちゃんを迎える心構えがきちんとできるでしょう。

つまり、妊活とは女性だけの活動ではありません。

パパとママとなるふたりの二人三脚で行うものなのです。

妊活にあたり、ふたりで生活習慣の見直しや改善も必要になることもあるでしょう。そうしたとき、支え合える心強さがもっとも大切です。

妊活のためにしておきたいこと。「ブライダルチェック」

妊活にもっとも重要なことは、自分の体を知ることです。

そこでオススメしたいのが、「ブライダルチェック」。ブライダルチェックとは、主に婦人科で行われている、妊娠を希望する女性や男性向けの検診です。

検査は基本的に保険適用外の項目になるため、医療機関によって費用が異なりますが、平均して2万円から4万円前後で受診できます。検査項目に追加などがある場合は、もう少し予算にゆとりがあると安心です。

 

主な検査内容は、子宮や卵巣などのガン検査をはじめ、母子感染する疾患を把握、治療するためにHIV抗体検査やHBs抗原、HCV抗体検査(B型肝炎、C型肝炎)を含むことが主流になっています。

ほかにも、血液検査によるホルモン状態の検査や、エコーによる子宮内膜症検査などが加わったプランが多くあります。通常の婦人科検診よりも、妊娠に向けた体作りに必要な情報を集めるための検査プランなので、ブライダルチェックを実施している医療機関を探してみてください。

 

医療機関によっては、男性も同時にブライダルチェックを受けることができます。

検査内容は精液検査や血液検査がメインとなり、希望やプランによっては、性病検査や風疹抗体検査などが加えられます。ボディチェックが済めば、妊活に向けたプランを立てやすくなるので、パートナーと相談してみましょう。

 

すでにブライダルチェックを済ませている方は、基礎体温をつけましょう。基礎体温計や基礎体温表は、数千円で薬局やドラッグストアで購入できます。毎月の排卵リズムをつかんでおくと、夫婦生活のタイミングをはかりやすくなります。

妊活のためにやっておきたいこと。「リズムを整える」

妊活は、日常生活のなかで行えることが、たくさんあります。

まず行いたいのは、3つのリズムを整えることです。

規則正しい食生活、規則正しい睡眠、そして月経周期。この3つのリズムを整えることが、妊娠しやすい体作りの基本になります。

 

妊娠前から摂取することを推奨されている栄養素の代表として、葉酸があります。サプリメントなどで補うのもひとつの方法ですが、1日、1週間のなかで、トータル的に規則正しい食事が摂取できれば合格点。気負わずに食生活の見直しをしてみましょう。

そして、なるべく決まった時間に眠ることで基礎代謝をあげます。基礎代謝が上がると体が冷えにくく、ホルモン分泌のリズムも整いやすくなります。規則的な月経や排卵のリズムを維持しておくと、妊活がスムーズになるので、不規則な方は専門医に相談しましょう。

知っておきたい不妊症のこと

新しい家族を迎えるための妊活ですが、不妊症についても少しだけ知っておいてください。

不妊症とは、妊娠を望み性交を行っても、一定期間妊娠しないことです。

この一定期間について、日本産科婦人科学会では1年と定義しています。

 

不妊症の原因は、排卵の不調や子宮内膜症、その他ホルモン異常や卵巣機能低下などが代表的ですが、不妊症の原因は女性の体調だけではありません。

精子の健康状態や数の低下など、男性の不調が原因になることもあります。

妊活を開始して1年以上妊娠の兆候が見られない場合は、医療機関に相談しましょう。

 

 

妊活期間中、なぜうまくいかないのだろうと、悲観的になりストレスを溜めるのは心身ともによいことではありません。

トラブルが起きた場合、原因を知り、改善や治療を行うことがもっとも重要です。ストレスを軽減しあい、体調を気遣いあえる妊活ライフを目指しましょう!