妊活には漢方薬を味方に!妊娠希望に効果的な漢方をご紹介

妊活を効果的にするための方法はいろいろありますが、その中のひとつに漢方薬を取り入れてみる方法も注目されています。妊活情報誌やネットにも漢方についての特集があるほど。妊活に取り入れると効果が期待される漢方にはどのようなものがあるか、ポイントやおすすめをご紹介します

漢方薬とは、中国から伝えられている東洋医学の薬のひとつです。多くの病院では西洋医学がメインとなって治療や投薬を行っていますが、最近では病院内に「漢方外来」を設置しているところも見られます。漢方薬は「生薬」と呼ばれる自然由来の薬物を使用。その漢方薬が、妊娠を希望している人にとってどのような効果が期待されるのか見ていきましょう。

漢方薬が妊活の効果を高める理由とは

中国で生まれ日本でも発展している漢方薬。漢方薬の中身は一種類ではなく、数種類の生薬と呼ばれる自然由来の鉱物や草の根などが混合されています。漢方薬の特徴のひとつは、服用することによって体の内側をケアし、不調を整えることです。では、漢方薬が妊活に果たす役割とはどのようなものなのでしょうか。
例えば、何かの理由によって排卵がしにくい体を持つ人がいるとしましょう。その時に、一般的には「排卵誘発剤」を用いて排卵ができるような治療を行うのが西洋医学の方法です。東洋医学では、排卵がしにくい原因を探すことから始まります。漢方外来では、専門の医師が体を触診し、不調がないかを診ます。
そこで排卵がしにくくなっているのはストレスや冷え性からという診断が出た場合、ストレスや冷え性を緩和させる漢方を処方。排卵の不具合に繋がっている原因の症状を改善させる治療を漢方で取り除くことが漢方治療なのです。

 

妊活に使う漢方薬の費用や副作用は?

妊活のために本格的に漢方薬を取り入れようとしたとき、気になるのは費用ではないでしょうか。日本では、2016年5月現在で148種類の漢方薬が保険適用内の「医療用漢方製剤」として処方されています。妊活に向けて漢方薬を購入する場合、漢方外来などの医療機関を受診して、医師に処方箋をもらった上で購入するほうが、漢方薬局で直接購入するよりも価格が安い場合があります。
ただし、医師の診断によっては、保険適用外の漢方薬の方が体に合っていると言われることがあるかもしれません。その場合は、自己負担になる可能性が高いです。漢方薬でもうひとつ気になるのが副作用。西洋医学で処方されるお薬よりも体への負担が少ないのが漢方薬の特徴ですが、まれにアレルギーを起こす場合もあります。
それは、漢方薬が自然のものでできているからです。人によっては成分でアレルギーがでることもあるので、飲んでいて不調を感じたらすぐに服用をやめ、医師に相談しましょう。

症状別!妊活におすすめの漢方薬

妊活中の人、これから妊活をする人におすすめしたい漢方薬をいくつかご紹介します。まず、多くの人が悩みを抱える「冷え」や「むくみ」の症状。その症状を和らげる効果があるのが「当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)」という漢方薬です。この漢方薬は生理不順、貧血などの女性特有の症状に効果があるとされ、体の中の血を正しく巡らせてくれます。血の巡りが良くなれば、むくみも解消されるので冷えやむくみに悩んでいる人は効果が期待できる漢方薬です。
次に紹介する「桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)」は、「瘀血(おけつ)」と呼ばれる血行障害に効くと言われる漢方薬。体内の血が滞っている状態を改善させ、ホルモンのバランスと排卵の調整を助けてくれると言われます。妊活を続けていると感じてくるストレスを緩和させるには、「半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)」がおすすめ。ストレスによって起こる不眠や精神の不安定さを軽減させてくれる効果があります。

漢方薬を使って妊娠しやすい体作りを

スムーズな妊活をするコツは、体の中を整えて妊娠しやすい体を作ることです。漢方薬は体にかかる負担が抑えられ、体内を元気なコンディションに整えてくれる役割があります。漢方薬が効くまでの時間は人によって異なります。体を基の状態に戻し、精神的な安定が目的なので、医師と相談しながら続けていきましょう。