妊娠を考える人へ。体の内側を温める「温活」のススメ

多くの女性が持っている冬の体の悩みといえば、「冷え」ではないでしょうか。体が冷えると体内の血液がうまく循環しなくなります。また、血の巡りが悪いことで体にさまざまな不調が現れることも。その冷えを改善させる活動として注目されているのが「温活」です。妊娠を希望する人にもおすすめしたい温活をご紹介します。

「温活」とは、基礎体温をあげて健康な体を維持することをいいます。日ごろから体を温める意識を持っておくことは、体調を整えておく面でも大切。特に、これから妊娠を希望する女性は、医師からも体の冷えに注意するよう言われるように、温活を意識していきたいものです。温活と妊活がどのように関係しているのか、詳しくみていきましょう。

温活と妊活の関係とは

妊活を進めていくには、医師のもと適切な診療を受けると同時に、普段から妊娠しやすい体作りをすることが大切です。その中で重要となってくるのが、身体を温めること。身体を温めて基礎体温を上げる温活は、女性の体に様々なプラスの症状をもたらしてくれるといわれています。
女性ホルモンが分泌される場所は卵巣です。卵巣や子宮は妊娠にとって重要な場所ですが、同時に冷えやすい場所でもあります。この卵巣周辺が冷えてしまうと、自律神経とホルモンバランスが崩れやすくなりがちに。妊娠しやすい体を目指すなら、卵巣や子宮があるお腹部分を冷やさないようにしましょう。
また、冷えと同時にむくみを感じる人もいます。むくみを解消させるためには、体の血液循環を良くして体に水分をたまりにくくさせることが大切です。温活は水分代謝を上げたり血液循環をしたりする効果も期待でき、基礎代謝や免疫力を上げることにもつながるといわれています。妊娠しても余分な脂肪をつけない体や、病気に強い体になるために、妊活段階から積極的に温活をしていきましょう。

妊活中に行いたい温活「服装と周辺環境の見直し」

妊活のために行いたい、おすすめの温活方法をご紹介します。まずは服装や周辺環境の見直しです。寒さの厳しい時期はもちろんのこと、暑い時期でも室内はエアコンがきいて寒い、ということがあるかもしれません。そのために、ショールなどで寒い時には羽織れるものを一枚持っておくといいでしょう。
また、足首、手首、首の三ヶ所を温めると体全体が効率よく温まるようになるといわれています。レッグウォーマーやアームウォーマー、タートルネックのトップスなどを活用してしっかりと体を温めることがおすすめです。腹巻もお腹を温めるのに効果のあるグッズのひとつ。日中は薄手で目立ちにくい腹巻をしておいて、夜は厚めの腹巻でしっかり温めましょう。
お風呂に入ることも体を温めるのに効果があります。普段お風呂に浸かり長く温まる習慣がない人は、足湯をするだけでも体の血液循環が期待されるので取り入れてみましょう。

妊活中に行いたい温活「食生活と日常生活の改善」

妊活のための温活には、食生活の改善も大切になります。普段から一日一食や、朝は食べないという人は、まずは三食食べる生活へと変えていきましょう。朝からしっかり食事を摂ることで消化機能が働き、体が活性化すると言われています。
また、食べる食材をしっかり選ぶことも、体を温めることへの効果が期待できます。例えば、野菜ならニンジン、ゴボウ、レンコン、カボチャ、ジャガイモなどの根菜やイモ類、果物は桃やアンズなどは「陽性」の食べ物といい、体を温めると言われてきました。ショウガやトウガラシ、ニンニクなどの香辛料や、味噌や醤油など調味料と合わせるとより効果的です。
忙しくても自炊ができなくても、陽性の食材を頭に入れておけば外食先でも役に立ちます。食生活以外の日常生活の改善は、体を適度に動かすことです。激しく動かすのではなく、ヨガやストレッチなど、筋肉をほぐす運動は体と共に心にもリラックス効果をもたらしてくれます。ストレッチだけでは物足りないという人にはウォーキングもおすすめ。体を動かすことは全身の水分や血液の巡りを良くすることにも期待ができます。

スムーズな妊活のために温活に取り組もう

妊活を効率的に進めるには、妊娠しやすい体を作るように体を整えることが大切です。そのための手段のひとつとして、温活を取り入れてみてはいかがでしょうか。無理なく、自分に合った温活をして、冷えを改善させましょう。