妊活中は、基礎体温をつけたり、排卵日を計算したりと気にしなければいけないことがたくさんあります。その中でも、食事は妊活中に大切なことのひとつです。今回は、妊活中に必要な栄養素が摂れる食材とあまりおすすめしない食材についてご紹介します。
妊活中に必要な栄養素は?
妊娠するためには、健康な体であることが大切です。そのためには、タンパク質、鉄分、葉酸、亜鉛、ビタミンE、カルシウム、ビタミンC、カロテンをバランス良く摂取しましょう。
体づくりに大切な栄養素
体づくりにかかせないのが、タンパク質です。肉類や魚介類に含まれる動物性タンパク質と豆類や小麦、白米、イモ類に含まれる植物性タンパク質があります。両方をバランス良く摂取しましょう。鉄分は、貧血予防にも役立ち、子宮内環境を整える働きがあります。レバーや赤身の肉類、あさり、しじみ、ほうれん草などから摂取できます。
積極的に摂取したいビタミン類
ビタミンEには、抗酸化作用や血行促進といった働きがあります。不妊治療にも利用されている食材で、受胎率を高めると言われています。排卵障害や流産の防止にも使用され、妊活中に大切な栄養素です。また、妊活中は何かとストレスを感じる人も多いでしょう。そんなストレスを和らげてくれるのがビタミンCです。イチゴやキウイ、レモンなどを積極的に摂取するといいでしょう。
赤ちゃんの成長を助ける栄養素
妊娠初期に大切で、胎児の脳の成長を助ける働きがあると言われているのが葉酸です。妊活中から、積極的に摂取しましょう。葉酸が含まれている食材は、レバーや小松菜、イチゴ、ブロッコリーなどです。水や熱に弱い性質があるので、生で食べられるものはそのまま摂取するのがおすすめです。他に、赤ちゃんの骨や歯を形成するのに必要なのがカルシウムです。妊活中からしっかり摂取し、妊娠に備えたいですね。カルシウムは、桜エビやチーズ、しらす、ごまなどによく含まれています。
妊活中にNGな食材
妊活中は、生肉や生卵、カフェイン、アルコールの摂取は控えたほうがいいと言われています。生肉や生卵には、不妊症を誘発しやすいサルモネラ菌が含まれています。できれば加熱調理して食べるのが安全でしょう。カフェインやアルコールは、妊娠中に摂取しない方がいいとも言われています。特にカフェインは、摂取し過ぎると不妊症を招くというデータもあるようなので控えめにしましょう。
妊活中から赤ちゃんを育てる準備を
妊活中は、バランスの良い食事を心がけるのが大切です。もちろん、妊娠・出産してからも、健康な体が必要になってきます。今のうちから、健康な体を手に入れ、赤ちゃんを迎える準備をしたいですね。