それって病気の可能性が…便秘と下痢を繰り返す症状には要注意!

便秘が治らないや下痢になりやすいなど年齢、性別問わず胃腸のトラブルでお悩みの方は多いのではないでしょうか?症状によっては別の病気の可能性もあります。便秘と下痢が繰り返し続く症状であれば一度診断を受けてことをおすすめします。

便秘が治らないや下痢になりやすいなど年齢、性別問わず胃腸のトラブルでお悩みの方は多いのではないでしょうか?万年、整腸剤や便秘薬を飲んでいる方もいらっしゃるでしょう。症状によっては別の病気の可能性もあります。食生活にも気を付けているのに、便秘と下痢を繰り返してしまうのには原因があるのでしょうか。

便秘と下痢を繰り返してしまう原因は?

腹痛がつらい

 

便秘とは大腸の動きが低下し、便を送り出す力が低下するといった原因があり、下痢には腸がうまく運動できずに水分量の調節ができなくなってしまうという原因があります。いずれにしても問題があるのは腸なのです。腸内環境が乱れているからこそ、繰り返して症状が出てきてしまうのです。

 

そこには、恐ろしいものでは大腸炎であったり大腸がんポリープのような腫瘍が隠れているかもしれません。また、ストレスからくる精神的な問題、暴飲暴食のし過ぎなどが関係してきます。

すぐに改善できそうな問題であればいいのですが、繰り返して症状が出てしまうという方は、一度検査をして原因を突き止めた方が良さそうです。自己判断ではなく、なるべく早く医療機関を受診し検査をしましょう。

便秘と下痢の症状が原因で起こる病気とは?

便秘と下痢の症状について

人によって現れる症状は様々ですが、中でも、腹部膨張、腹痛、食欲不振、吐き気、肌トラブル(ニキビやシミ、ハリと艶の喪失)、精神症状(イライラ、不眠)、頭痛、肩こり、めまい、腰痛、無理に出そうとすることによる痔、肛門破裂、などがあげられます。

 

腹痛に関しては、1日便が出ないだけで気持ち悪くなり腹痛を起こす方もいらっしきなますし、痔になってしまい病院へ行く方もいらっしゃるでしょう。便秘は体のあちこちに不調をもたらします。

お子さんの場合

お子さんの場合、便秘の症状を訴えることが少なくありません。学校へ行きたくない時、嫌なことがあった時など、腹痛を訴えたことはありませんか?ただ、お子さんの場合は、体がまだ未発達であり、抵抗力も大人に比べたら弱いところがあります。大人と同じものを食べても、子どもだけ食あたりしてしまったということもあります。腸内にガスが溜ってお腹がパンパンになり、触られると痛がったりうずくまってしまうこともあるでしょう。ガスが溜っているだけだとまだいいのですが、胃腸炎や感染症になっている恐れもありますので甘く見てはいけません。

高齢者の場合

高齢者の場合、胃腸蠕動運動の低下により排泄トラブルが起きていることがあります。食が細くなった運動をする機会が減った姿勢が悪くなっている水分不足などが主な原因であげられます。本人がなかなか訴えられない場合、ご家族が便秘や下痢に気づいてあげることが大切です。さらに、血便や吐き気を伴う場合は、大腸がん腸閉塞の前兆であることも考えられますので、命を守るためにも早めに医療機関を受診しましょう。

成人の場合

成人の場合、自身の繰り返す便秘と下痢がはっきりわかると思いますので、その症状が改善されず悩んでいる場合は医療機関を受診しましょう。しかし、医療機関で検査をしても、何も異常が見つからなかったという方もいると思います。そのような場合は、過敏性腸症候群を疑ってみてください。あまり聞きなれないかもしれませんが、現在10人に1人が過敏性腸症候群なのではないかと言われているくらい増えている症状なのです。

過敏性腸症候群はどうして起こるのか?

腹痛がつらい女性

過敏性腸症候群とは、消化管の運動をつかさどる自律神経の乱れが原因で起こる排便障害なのです。近頃、疲れていたりストレスが溜ったりしていませんか?そのストレスや生活習慣が徐々にあなたの自律神経を乱していき、そのことが腸への指令をうまく出せないようになってしまっているかもしれません。致命的なことではありませんが、普段お仕事や家事でなかなかトイレに行けなかったり(我慢することが多い)、感情を表に出せない方、ストレスを感じやすい方がなりやすいと言われています。

 

そのほかにも、生活習慣が関係していると言われています。朝食を食べない、水分を摂らない、煙草を吸う、お酒を飲む、運動が嫌い(しない)、生活リズムが一定ではないなどがあげられます。

 

これらのことが重なり、また長期化していることで過敏性腸症候群を発症してしまいます。慢性化してしまうと、ストレスがなくなったとしても脳にインプットされてしまいなかなか症状が治まらなくなるということもありますので、普段から注意が必要です。

過敏性腸症候群の検査と治療法について

自由になるために

過敏性腸症候群では、炎症や腫瘍など体に異常がないかを確認するために検査を行います。ただし、血便があったり発熱、急激な体重減少などがあった場合は単なる症状ではなく重大な病気が隠れている可能性がありますので、感染症や大腸炎などのほかの病気ではないことを確認していく必要があり、少し大変な検査になります。

 

 主な検査としては、血液検査、便潜血検査、エックス線検査、超音波検査、大腸内視鏡検査、大腸造影検査などがあり、日帰りでできるものから数日にかけて検査しなくてはならないものまであります。

 

 私の家族も、職場の検査で毎年引っかかり、今年も大腸内視鏡検査を行いました。幸い、毎年行っているために、小さなポリープがありましたがその日のうちに日帰り手術で取り除いてもらうことができました。便秘と下痢を繰り返さない日がないくらい、腸内環境が良くないので注意はしているものの、なかなかいうことを聞いてくれませんが、さすがにポリープができていたとなるとショックだったようで生活改善を心がけているところです。

 

 主な治療法については、お薬以外では食事療法と運動療法です。炭水化物や糖質が多い食事をしていると、便通の変化が生じやすく症状を誘発してしまうことがありますので、なるべく控えるようにしましょう。運動不足の方は、ウォーキングなど出来ることから始めて、体質を改善していきましょう。お薬で良くならない場合は、心理療法が効果がある時があります。精神的な悩みやストレスを少しでも取り除くことでリラックス効果が出てきて症状の改善に繋がるかもしれません。一人一人に合った治療が大切です。

過敏性腸症候群にならないためには…

便秘や下痢を繰り返してひどくなったり病気になる前に、食事や生活習慣を見直すことが大切です。食事は家族がいる方は家族に協力してもらいましょう。お一人暮らしの方も、胃腸にいいものを取り入れるようにし、お腹を冷やさないようにしてください。そして、難しいかもしれませんが、生活のリズムをなるべく一定にしましょう。食事の時間を見直すだけでも構いません。朝少し早起きして食事をきちんと摂るだけでも違います。

 

見直してもよくならない時には、心療内科等で心のストレスを取り除くことが大切です。生きている限り緊張状態が続く場面もありますし、電車に乗るだけで腹痛が起きるという方もいらっしゃるでしょう。そして、その緊張状態が終わればストレスがなくなり症状もいつの間にかなくなっているのです。脳の危険信号が出しっぱなしだと、交感神経と副交感神経のバランスが乱れ、腸のバランスも悪くなってしまいます。心の持ち方についてじっくり考えるのもいい機会だと思います。

 

ストレスを減らして、食事や生活習慣を見直して、快適な日常生活が送れますことを願っております。